モバイル版

驚きの水引が登場する京都の葬儀

古都の雰囲気が現代でも残されている京都では、葬儀の作法にも独特なものがありますが、葬儀の風習として語り継がれているものは意外とあまり多くはないようです。
全国的に、亡くなった人を安置している横には枕飾りという一式が見られますが、京都では枕膳と呼ばれる形で供えられていることが葬儀の正統な形式となっています。枕膳とは、お茶碗に山盛りのご飯を盛り、その真ん中にお箸を立てるというものです。お茶碗とお箸は亡くなった人が生前使用していたものを用います。真ん中にお箸を立てるという儀式は他の誰のものでもない亡くなった人に捧げるためのご飯であるということを示す意味と、生きている人にはしない逆のことという意味などがあります。
京都市内やその周辺では、出棺となるときには、和紙を燃やして亡くなった人を見送るという風習がありますが、和紙を燃やすというところは、京都ならではの趣があり、他の地域ではあまり見かけることがない儀式となっています。

来週松戸の中古マンションに引越します。


また、ごく一部の地域ですが、火葬後の遺骨をさらしに巻いて納骨するというところがあります。骨壷に入れてずっと骨を保管しておくというのではなく、遺骨が自然に土に返るようにという願いから、さらしに巻いて遺骨を納めるという方法になったのだそうです。
また、一般的に仏事用の水引といえば、黒色と白色ですが、京都ではこの黒色と白色の色の組み合わせの水引はなんと使用されないのです。京都では通夜であろうが、葬儀であろうが、そのほかの法要でも、全ての水引が黄色と白色のものなのです。大阪や近隣の地域でも黄色と白色の水引の物が見られますが、それでも通夜や葬儀では黒色と白色の香典袋で、火葬後の法要からは黄色と白色の水引に代わるというパターンが多いのです。でも京都ではそれらの全ての儀式において黄色と白色の水引が使用されるので、他の地域から葬儀に訪れた人の驚きはかなり大きなものだと思われます。

カラー 蕨についてはこちらがオススメ
カラー 蕨の情報が満載なサイトです。

この黄色と白色の組み合わせの水引は、精進潔斎というものを表していて、不祝儀袋という呼び名はふさわしくないものとなっています。
京都でこの黄色と白色の水引が主流となっているのには理由があります。京都にはその昔御所がありましたが、皇室へ金品を献上するときに使われる紅白の水引の色が黒白のように見える玉虫色であったため、その色と間違えることを防ぎ、区別して使うために黄色と白色の水引が使われるようになったといわれています。